魚の生臭さが苦手で、
お魚料理は好きだけどお魚調理は苦手…💦という方、多いのではないでしょうか?
実は私もそのひとり。
魚をさばいたとき、手に残る生臭さがなかなか消えないのが苦手な理由だったのですが、母から教わった方法で解決!
おかげで魚料理が苦にならず、楽しめるようになりました。
調理した後も手に生臭さが残らないので、食事を美味しく楽しめます。
この記事では、
私のように「自宅でも気軽に魚を調理したいのに生臭さが苦手で…」とお悩み方におすすめ魚の生臭さ解消法をお伝えしていきます。
臭いを気にせず、お魚調理を楽しんでいただけたら嬉しいです。
魚の生臭さの原因は微生物?
魚の生臭さの原因の一種はトリメチルアミンと呼ばれる物質らしい。
魚にはジメチルアミンと呼ばれる旨味成分と臭い成分が含まれているのですが、水揚げされてから時間の経過とともに魚に付着していた微生物がジメチルアミンを分解しながら繁殖してしまうのだとか😨
繁殖した結果 トリメチルアミンが発生し、生臭くなってしまうというのです…💦
やっかいなことにトリメチルアミンという物質は、手(肌)に馴染みやすく手のシワに入り込んでしまいます。おかげで石鹸で洗っても臭いが残ってしまうというわけですね。

新鮮な魚に生臭さを感じない理由がわかりますね。
何はともあれ「新鮮なお魚」をゲットしましょ!
手の魚臭さを速攻で消す5つの方法
以前、ご近所さんからの秋刀魚のお裾分けを、
留守番してくれていた母が受け取ったことで部屋中が大変なことに!
母は頂いた秋刀魚を換気扇もつけず焼いてくれたので、キッチンだけでなく家中に魚の匂いと煙が充満😭
帰宅して玄関を開けた瞬間「火事⁈」と焦ったほどです。
生臭さと焼き魚の香ばしさが入り混じった匂いだけでなく、煙くて霧がかかったように白い室内!そんな室内でテレビを見ながら爆笑していた母にも驚きでした💦
スプリンクラーが作動しなかったことだけが救いでした。
仕事で外出していた私のために調理したという母。
そして、苦手な魚の臭いを消す方法を教えてくれたのも母。
感謝はしても、責められない…💦
そんな母から教わった5つの方法をお伝えします😅
定番は「酢・レモン・塩」
一般的に知られているのが、
「酢、レモン、塩」を使った臭い消しですね。
塩は細菌を分解してくれることで知られていますが、酢やレモンには殺菌作用のある成分「クエン酸」が含まれており、臭いのもとになる細菌を分解してくれます。
酢水で洗う
酢はツンとしたニオイがあるので、水で2倍に薄めた酢水を用意します。
その中に手を入れてよくこすり洗い。
流水でしっかり洗い流せばOKです。
※酢のニオイが気になる方は石鹸で洗い流しましょう。
レモンを使う
レモンには殺菌作用だけでなく、消臭作用のあるリモネンという成分も含まれています。
クエン酸とのダブルの働きで、まさに一石二鳥です。
みかんの皮でも代用できます。
石鹸で手を洗った後、タオルでしっかり水気をとった手に平に、レモンの皮からしぼった汁を少し垂らし、手全体によく擦り込みます。
しっかり擦り込んだあと、流水ですすげばOKです。
塩で洗う
塩には臭いの元となる細菌を分解してくれる作用があります。
塩を手につけてよく擦り洗いし、しっかり流水ですすげばOKです。
ただし、手荒れや傷がある場合、痛いやかゆみの原因となるのでおすすめできません。
そんなときは他の方法を試してくださいね。

「酢・レモン・塩」が使えないときでも大丈夫!
個人的にはレモンなどの柑橘系が一番スッキリ臭いが消え、いい香りも残るのでおすすめなのですが、私の場合次のような問題もあり、常に使うことができません。
◉ 水で薄めても酢のツンとする臭いが苦手
◉ レモンを臭い消しに使うのはもったいないと感じる貧乏性
◉ レモンなどの柑橘系果物を常備していない
◉ 塩は手にすり込むと、ヒリヒリ沁みたりすることがある
※手荒れや傷などがある場合はかゆみや痛みを伴うのでおすすめできません。
そんなときは次の方法をお試しください。
ステンレス
私のように何らかの理由で
塩、酢、レモンなどが使えないときでも大丈夫!
とても手軽なのがステンレスを利用する方法です。
ステンレスを触ると、臭いのもとになる細菌と鉄イオンが化学反応を起こし、結果、臭いが消せるというものです。
キッチンの蛇口などはステンレス製が多いので、簡単に触ることができますよね。
蛇口に手をこすりつけた後、石鹸で手洗いすればいいだけなのでとてもお手軽です。
大根おろしのおろし汁
秋刀魚など、焼き魚料理に添える大根おろし。
実は、大根おろしの「おろし汁」も臭い消しに重宝します。
臭い消し用に、余分におろしておくといいですね。
「誰に教わったか忘れた」という母ですが、
大根おろしを添えるような魚料理の際は、おろし汁をぜひお試しください。
手にもやさしいので抵抗なくしっかりこすり洗いできます。
最後に石鹸等で洗えば臭いはほとんど気にならないのでおすすめです。
まな板や包丁についた魚臭さを消す方法
魚をさばいた後のまな板や包丁にも生臭さが残る…💦 洗剤をつけたスポンジでゴシゴシ洗っても臭いはとれず、泣きたくなります。そのため、魚をさばく包丁とまな板、その他の食材を切る包丁とまな板を分けて使用など、これがまた面倒で魚調理をためらう原因になっていました。
しかも!
間違った方法で臭いを閉じ込めていたのです。
魚をさばいたまな板を水で流したあと、私は熱湯をかけて消毒していました。
ところが、熱湯をかけると逆に臭いを閉じ込めてしまうのだそう💦

でも大丈夫!
手と同じように、酢水やレモンで解決できます。
◉水で2倍に薄めた酢水をまな板や包丁にスプレーし、1分ほど置いてよく洗い流します。
◉レモンがあれば、輪切りにしてまな板や包丁をよく拭きます。
※レモンを使用した場合、放置すると包丁は錆びてしまうことがあるのですぐに洗い流します。
室内に漂う焼いた後のニオイ消し
我が家のように、
魚を焼いたことで室内がすごい臭いになったことはありませんか?
換気扇をつけずに魚を焼いたことで、室内が煙が充満したとき「空気清浄機があるじゃないの!」と開き直った母。
空気清浄機を使っても結局フィルターに臭いが残ってしまうことを伝えると、何も言わず立ち上がった母はタオルを濡らしてしぼり、いきなりその濡れたタオルをブンブン振り回し始めたのです。
まるでコンサートで応援するファンのよう?
はたまたカウボーイか?という姿に驚き、
とんでもない嫌がらせか!?と思いきや、
臭いのもとを濡れたタオルに付着させることができるという理にかなった方法でした。
これは一般的によく知られていることですね。
当時の私は知らなかったので、母の行動が理解できず混乱しました。
タオルを振り回す母と、驚き固まる私を見ていた子供たちは大笑い!
わが家では笑い話として今でも語り継がれています。
グリルの臭い消し
日頃から魚を焼いたあとのグリルには、ベランダで育てているローズマリーの生葉をくすべて生臭さが残らないようにしています。
これもまた母の知恵。
換気扇をつけずに魚を焼いたグリルにはいつも以上に臭いがこもっていましたが、ローズマリーのおかげで次も気持ちよく使うことができました。
魚臭さの対策がわかると、魚料理が楽しくなる
まとめ
結局、いまだに魚の生臭さが苦手でお魚屋さんにさばいてもらっている私ですが、手に残る苦手な臭いが簡単に消せるようになり、魚料理をたくさん楽しめるようになりました。
- 塩
- 酢
- レモンなどの柑橘系果物
- ステンレス
- 大根おろしのおろし汁

5つの材料を使った方法をご紹介しました!
いずれも効果を100%保証するものではありませんが、魚の生臭さの度合いに応じてご自分に合ったものをお試しください。
不快な生臭さを消せることで、積極的にお魚料理を楽しんでいただけたら嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました(^^)!
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