働き方が変わったり、おうち時間が増えたりと、生活スタイルが変わった方は多いのではないでしょうか。
私も「仕事中なのに自宅に居る」という在宅ワークの違和感にようやく慣れてきたところです。
以前の生活に比べ、圧倒的におうち時間が増えました。
そんな生活の中で、妙に気になりだしたのがパンパンになった「クローゼット」。
忙しさを理由に整理してこなかったクローゼットの衣服は増える一方で「整理しなければ…」と気にはなっていたものの、見て見ぬふり。
なのに、おうち時間が増えたことで自然とクローゼットは目に入ってきます。
出張や日常の買い物で外出した際、バックや着ていた衣服の消毒や洗濯に気をつけるようになったこともあって、さらにクローゼットが気になるように💦
そこで、
還暦を迎えたことだし、
さすがに「少し整理しよう」と重い腰を上げ、軽い気持ちで始めたのですが…、
まさか!こんなにも「断捨離」の良さを実感することになるとは😅
ちまたにいわれている断捨離のすすめとはこういうことだったんだ!と感動。
今回は、罪悪感なく断捨離できた方法と断捨離から教わったことをお伝えしたいと思います。
心身ともに感じる爽快感をぜひ味わっていただけたら嬉しいです。
還暦を機にスタートした断捨離
実は、子供たちが独立したこともあり、還暦を迎える数年前から家中の思い出をコンパクトに整理できないかと考えていました。
アルバム(写真)や子供たちの幼い頃からの作品の数々、雛人形やハロウィン、クリスマスツリーなど年に一度しか使わないものもです。
ただそれらは、捨てるのではなく、
コンパクトに納めたいだけで、断捨離の対象ではなかったのです。
捨てる罪悪感
ところが、クローゼットの衣服はちょっと違います。
確かにすべての衣服に思い出があります。
でも、コンパクトに納めてずっととっておく必要があるかと問われると…
無いんですよね💦
時代遅れのデザイン、
サイズが小さくて着れない服、
絶対に「今」も「これから」も着ないであろう服はとっておく必要はないですよね。
でも、なかなか捨てられない。
というより、何かと理由をつけてとっておこうとするから困ります。
例えば、
◉時代遅れのデザインの服は、
….ファッションは時代を繰り返すというから、もしかしたら娘が着れる日がくるかも…とか。
◉サイズが小さくて着れなくなった服は、
….ダイエットしたらまた着れるわ…とか。
「なんでもすぐ捨てる!」と、
娘に叱られるほど散らかった部屋が苦手な私ですが、なぜか服は捨てられない…。
思い出を飾ってくれた衣服を捨てることに、罪悪感を抱いていたからです。
その証拠に、
子供たちの入園式や入学式で着た服や制服まで大切にとってあるのです💦
そんな私ですが、
断捨離のおかげで思いがけないことに気づきます。
それはのちほど。
罪悪感なく断捨離できた方法
少し整理しようと思ったものの、パンパンのクローゼットから不要な服を引き出すのに疲れ、とりあえず、クローゼット内の衣服を全部一旦部屋に並べて吟味することにしました。
ところが、思い出に縛られ長い時間途方に暮れてしまうことに…💦
リサイクルショップに直接持っていくには量が多すぎて恥ずかしい。
かといって、何度も足を運ぶのはこの時期だからこれまた抵抗がある。
結局、いろいろな理由をつけて断捨離をやめようとします。
いい加減そんな自分に嫌気がさし、
後戻りできないよう、
言い訳できないよう、
娘を巻き込んで選んだのがブランディアの「宅配買取」!
自宅に居ながらまとまった量を一度に買い取ってもらえるので、優柔不断な私にはピッタリでした。さらに、外出する必要がないので非対面・非接触。
自宅ですべて完結するので、この時期は特に安心です。
しかも、届いた宅配キットに衣服を入れて返送するだけ!
送料や査定料など一切かかりませんでした。
娘のアドバイスに感謝
実は、言い訳ばかりする私に呆れた娘が、
手放すと決めた服をひとつひとつスマホで撮ってくれたのです。
そのおかげで、罪悪感をかなり軽くすることができ、断捨離がスムーズに進みました。
「画像に残せば、いつでも思い出を振り返れるでしょ!」と、背中を押してくれたのです。
おかげで自分の服の断捨離は、
娘に背中を押してもらってからアッという間に完了💦
娘に感謝❣️
スマホで撮った画像はバックアップしたので、さらに安心!
子供服は次に必要とするママへ「リユース」
子供服はリサイクルよりも寄付をしたいと考えていました。
ブランディアでは、フィリピンなどの恵まれないお子さんやお年寄りに衣類を寄付をする活動があり、寄付数世界一の実績があります。
ただ、残念なことに今は子供服の受付を終了していました。
そこで、
内閣府の政策のひとつである子供服を活用した寄付プログラム「子供服みらいファンド」を利用することにしました。
子供服みらいファンドでは、
子供服の査定結果に応じて、子供未来応援基金に寄付してくれます。
さらに査定された子供服は、次に必要とするママへ「リユース」されます。
「寄付もでき、リユースもできる」まさに一石二鳥です。
子供たちとの思い出を飾ってくれた服が、
寄付によって新たな思い出をつくるのかと思うと、なんだかワクワク♬
そのためか罪悪感はなく、とても気持ちが楽になりました。
断捨離から教わった気づき
断捨離のおかげで、
クローゼットの中はかなり余裕ができて爽快感抜群です!
ギューギュー詰めでとても窮屈そうだった衣服は、まるで満員電車から解放されたよう🌸
衛生的にも悪い環境だったことがよくわかり、見て見ぬふりをしてきたことを反省しました。
爽快感は見た目だけではありませんでした。
断捨離の過程で思わむことに気づき、心も爽快に😊
私が断捨離から教わった気づきは3つ。
今を生きていなかった?
手放す服を選別し始めても、
ひとつひとつの服に対する思い出が蘇り、まったく先に進みませんでした。
思い出に縛られて、どうしても手放せないのです。
結果、手放す服はほとんどない状態😭
逆に「いま着ている服なら捨てられるのに…」と途方に暮れる始末。
どうしようもありません💦
子供たちが独立したことが影響しているのでしょう。
手放せない服は、どれも子供たちとの思い出が関係していました。
子離れできず、過去に縛られていることに気づきました。
第二の人生謳歌するぞ!と言いながら
ある意味、今を生きていなかったのかもしれません。
そこに気づいたことで、
本当に大切なものは何かを考えるきっかけになりました。
思考が変わる
断捨離が成功して気づた3つ目が「思考の変化」です。
クローゼットを整理できただけで、なぜか不安や心配が減りました。
心にも余裕ができたのか?
ストレスが減ったのか?
保守的な思考から積極的な思考に変わりました。
新たなことに不安や恐れを抱くのではなく、ワクワク楽しむ思考に変化したように感じます。
自分のことなのに変化の理由をうまく説明できないのですが、酷暑で息をするのも苦しい環境から思わず深呼吸したくなるような清々しい自然の中で朝陽を浴びているようなイメージ。
明らかに心が軽くなり、思考もスッキリ整理できるようになりました。
まとめ
クローゼットだけでしたが、
娘まで巻き込んで大騒ぎした断捨離はいろいろな意味で大成功でした。
子育てを中心に家族のために必死だった時間は過ぎ、これからは自分のための時間を楽しんでもいいんだよと言われているようで、勇気をもらえた断捨離でもありました。
クローゼット内が片付いてスッキリしただけでなく、精神的な爽快感も大きかったですね。
不用品を処理する方法は生活スタイルに合わせて選ぶことができるので、あとは思いきって手放せるかどうか。その決断ひとつで、きっと爽快感が味わえると思います。
私のようになかなか手放すことができない方に、少しでもお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました(^^)
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